究極のエコフィルムの半導体発熱素子フィルム

半導体発熱素子フィルム。
それは全く新しい熱源体。

消費電力はニクロム線の約5分の1。サイズなど自由に加工でき、さらに不燃性。省エネ商品の未来を切り開く半導体発熱素子フィルムが、貴社の製品を飛躍的にランクアップさせます。

床暖房に最適なフィルム。

消費電力やメンテナンスのほか、温度の自己管理機能など、様々な点において床暖房に最適です。

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半導体発熱素子フィルムは、ゲルマニウム、シリコンならびに金属酸化化合物などの半導体物質を用いてテフロンテープ状に加工したもので、通電することによって発熱する半導体の性質を応用しています。
半導体といえば、よくパソコンのCPU などに使われていますが、今日でも、CPU が発する熱をいかに逃がすか（冷やすか）ということが課題となっていますが、このYUITECフィルムは、どうせ熱が発生するのであればそれを利用しよう、という発想の転換から生まれた素材です。

この分野では従来、ニクロム線やPTCカーボン素材などの電気発熱体が大きなシェアを持っていますが、ニクロム線は、温度上昇と共に発熱体自身の温度を上昇させるため、熱暴走( 温度が上昇しすぎて壊れるなどの現象) を引き起こす原因となっていました、またPTCに関しては絶縁体の経年劣化や発熱劣化などが懸念されています。

しかし、この「半導体発熱素子フィルム」は違います。

この半導体発熱素子フィルムは、使用用途に適した温度帯を設定可能で5℃～230℃に向けて突入電力なしでスピーディに温度を上昇させ、設定温度に達した時点で恒常的にその温度をキープします。
加えて、使用中に周辺温度（環境温度）が変化しても、変化に合わせて一定温度を維持するという非常にスマートな機能を有しています。しかも、とても小さな電圧（3Ｖ～200Ｖ）で直流と交流のどちらでも対応可能です。
また、USB やリチウム電池にも対応していることも用途の幅を広げています。
さらに特徴的なのは、自己発火のない不燃材であることと、発熱による劣化の心配がないということです。フィルム本体からのCO2 発生量がゼロであり、地球環境に配慮された素材であると言えるでしょう。

なお、使用化学物質を規制する「グリーン調達」および「ROHS 指定( 欧州, 中国)」への対応が完了しており、規制はすべてクリアしています。
このような特徴を有した半導体発熱素子フィルムの応用範囲は非常に広く、これまでの発熱体では使用が考えられなかった分野への応用が実施・期待されています。